高血圧と薬とガイドラインの詳細

あなたは、日本高血圧学会が発表した、「高血圧利用ガイドライン」をご覧になったことがありますか?ここに記されている数字が、いわゆる「高血圧」であるかそうでないかを見極める数字となっています。
2014年度は、上が「140以上」、下が「90以下」となっています。
できるだけそれ以下に血圧を持っていく目標ができます。

血圧の上昇は、糖尿病などのリスクを高めてしまいます。
心臓病や脳梗塞などのリスクもあります。
それらはどれも、命に係わる合併症の一つです。

ぜひこのガイドラインに従い、生活を改善させていきたいものですね。
さてではこの数値以内に血圧を安定させるために、いったいどのようなことができるでしょうか。
それは、血圧を安定させる薬の投与や、塩分を控えた食事に、普段の食生活を改善することが挙げられます。

食事の改善は、血圧を抑えるうえで、大前提の事です。
仕事などで栄養のバランスが取れた食事を摂ることが難しくなると、どうしても塩分が多くなる食事に偏ってしまいます。
また、肉類が中心の外食ばかりになってしまうこともあるでしょう。
そこは自分や家族と協力して調整し、なんとか塩分を抑えたメニューで一日を過ごせないかどうか、工夫することができるでしょう。