高血圧と危険因子について

人間はだれしも、特別な理由を必要とせずとも、健康な毎日を過ごしたいと思っていますし、そのために努力もします。
しかし、そう考えてはいても、普段の生活の忙しさに追われていると、いつの間にか健康のことがおろそかになり、いつの間にか自分の体のいろんな場所が蝕まれていた…そんな経験をした方もおられるでしょう。
そんな忍び足で私たちを陥れる要素の一つが、「高血圧」です。
この高血圧、油断している人でもなりやすいのが特徴です。

自分では食事などに気を付けていても、高血圧になり合併症のリスクを背負ってしまっている人が実際にいます。
では、その高血圧を悪化させてしまう危険因子となりえるのは一体なんでしょうか。
それが、塩分の多い食事、アルコールの摂り過ぎ、肥満(メタボリック)、喫煙などです。
それらは高血圧による合併症の危険性をより高めて、最終的には自分を死へといざなってしまう要素の一つとなります。

高血圧による合併症の一例として、脳梗塞や心筋梗塞があります。
体に栄養分や酸素が供給されなくなり、最終的には死に至ります。
ですから、そんなことになってしまう前に、そのもともとの原因である高血圧を改善する必要があるのです。
あなたの身の回りにも、高血圧の危険因子が身を潜めていませんか?